おしえて!『太陽光発電』

値上げラッシュで家計がつらい…

こんにちは~
コロナ禍によるウッドショックが少し落ち着いてきたかなと思っていたところに、まさかのウクライナ侵攻の影響で、物流やあらゆる分野の高騰が続いていますね。住宅業界も値上げと納期の遅れが深刻な問題になっています。

身近な食料品やガソリン代、電気代の値上げに関しては、節約するのにも限界がありますし、本当に家計に直結してくる新たな悩みと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。




今回は、電気代の節約も期待できる『太陽光発電』について、ご紹介ができればと思います。


みんなどう考えているの?

ainoa.lifeくらはし建築で新築を建てられるお客様の中でも、「太陽光発電」の設置をご採用いただく方が最近ではかなり増えてきている印象です。
ご家庭ごとのライフスタイルや、お土地の立地条件等にもよりますが、少しずつコスト的にも下がってきている点や、機種・導入時のプランなども選択肢が増えてきていることもあり、ご興味をお持ちいただくケースが多くなっています。


つい先日のニュースでも、東京都が新築の戸建住宅も含めた太陽光発電の設置義務化の条例について話題になりましたね。
⇩政府の方針よりも厳しい条例案の制定を目指しているようです。

東京新聞様より


太陽光発電協会(JPEA)による2019年の戸建住宅総数での太陽光発電普及率は9%にまで上昇しているという数字が出ています。

一般社団法人太陽光発電協会様より

中でも注文住宅を選ばれた方の採用率は、分譲戸建住宅や分譲マンションを選ばれた方よりも、太陽光発電の採用率が高く約4割というデータもあるほど。
皆さんの意識が少しずつ変わられているのをこういったデータからも見てとれますね。

sekisui heim様HPより

震災後の2011年以降の導入件数の伸びをみると、停電等への備えを意識された方が急増した影響も要因の一つとして考えられそうです。



これから新築住宅をご検討の皆さまはどんなお考えをお持ちでしょうか?


今回の『太陽光発電』というエネルギーは、最近よく耳にする【再生可能エネルギー】と言われる環境にやさしいエネルギー源の1つです。
再生可能エネルギーについて、少し現状をご紹介させていただきます。

再生可能エネルギーって?

再生可能エネルギーとは…
【太陽光・水力・風力・バイオマス・地熱】によってつくられたエネルギーのこと。




化石燃料を使う発電と比べると、CO2の排出量が少なく地球環境を守る大きな役割を果たしてくれます。
また、日本はエネルギー自給率が9.6%(2017年)と低く、主要国の中で34番目の低さ。

太陽・風・水・地熱・森林といった自然のチカラを使うので、天然ガスなどの輸入に頼らずに自給率アップにも期待がもてる、これからさらに注目をされていくであろうエネルギー源です。




現状としましては、2020年時点で、再生可能エネルギー全体で日本の全発電電力量の7.9%程度を太陽光発電が占めている状況です⇩

さらに、2030年には約2倍の14~16%に増えることを見通しているんですね。
再生可能エネルギー全体の割合も20%(2020年)➜36~38%(2030年)へと大幅な増加を目指していることが分かりますね。


そういった国の見通しや、東京都の条例等を考えてみても、これから新築をご検討される方には、太陽光発電にされて省エネな暮らしを選ばれることが、賢い家づくりポイントの一つと言えそうです。


予算はいくら必要なの?

ここまで太陽光発電を採用するとどうやら色々なメリットがありそうだなぁとご興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも結局のところ、知りたいのは“設置費用やその後のプラン”などのお金に関わる部分ですよね!



少しずつご紹介していきたいと思います。



▶太陽光発電システムを採用した場合の相場を調べてみると…
ソーラーパネルの量設置面積で大きく変わってくることが分かります。

一般的な住居用のソーラーパネルの容量は(3~5kW)ほどと言われています。
太陽光発電の設置費用は、2021年の目安となる相場が 1kWあたり平均28.0万円 となっていることから、単純に計算すると84万~140万円ほどとなります。

弊社のお客様の場合ですと、必ずセットで必要となるパワーコンディショナー1台に対して最大限使用可能なソ-ラーパネルの容量をご採用されるご家庭が多く、大体 6kW ほどが多いです。

(パワーコンディショナーとは?)
太陽光発電システムで作った「直流」の電気を、家庭内での使用や売電ができる「交流」の電気に変換するための機器です。太陽光発電で作られた電気は「直流電流」と呼ばれるもので、そのままでは家庭で使うことができません。




目安となる相場で計算すると6kWの場合は 168万円となります。
ソーラーパネルとパワーコンディショナーの種類・設置費・架台などの設備をどう組み合わせるのかによって、金額も変わりますが、弊社で同等程度の容量を選ばれる場合は 150万~200万円 ほどと目安となる金額をお伝えしています。

もちろん各業者さんの見積もりを取りながら、お客様によってお土地の状況やご予算等をお伺いしつつ、一緒に最適なプランをご検討させていただきます。


こんなプランもあるんです!

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
いろいろ見てみたけれど、太陽光発電に150万~200万円もかけるのは、予算オーバーだなぁと思われた皆さま。

実は、こんな設置プランもあるのでご紹介させていただきます。
⇩⇩
①初期設置費用0円
②再エネ賦課金が掛からない昼間の電力をお得に使える
③停電時も電気が使える
④サービス終了後は太陽光発電システム一式が無償譲渡される






一番頭を悩ませる初期費用が0円!なのは驚きですよね。
概要としましては…
◉サービスご利用期間( 5kW以上10kW未満:10年 / 3kW以上5kw未満:13年 )の期間内は余った電力は契約会社が売電収入として回収します。
◉朝から夕方までに発電した電力は、大手電力会社よりも少しお得に使った分だけ購入
◉サービス終了後の発電分はすべてご使用いただけます(約25年間で経済メリットが約120万円という試算も!)

※各社プランをご参照下さい


初期費用は抑えながらも、いざという時の停電に備えられたり、値上げが続く電気代が少しでもお安く使えたり、システム譲渡後の電気代節約が見込めることを考えても…
このようなプランを活用して、太陽光発電をご検討される方法もおすすめしています。


最近の補助金事情お伝えします!

これだけ国も力を入れている再生可能エネルギーの普及。お住まいのエリアではどういった補助金制度があるのか、ぜひ事前に知っておいていただけると安心ですね。

少しでも費用の充てにしたいところですが…
最近では、太陽光発電を単体で採用するだけでは補助金はもらえず、蓄電池やHEMSを一緒に搭載する場合のみ対象となる制度へと内容も変化しているのが現状です⇩


蓄電池はコスト的にも高くHEMSと共に、弊社では採用率はまだまだ低いのが現状です。





太陽光発電に関わらず、高性能で省エネな家づくりには他にも対象となる補助金制度がある場合も多いので、ぜひその辺りは見学会などイベントでもお気軽にご相談いただけたらと思います。



今回はこの辺で。次回は…

ついつい長いご説明となってしまいました。。今回の太陽光発電についてのお話はこの辺で。
もっと詳しくあれこれ聞いてみたいと思われた方は、ぜひお問合せ下さいませ。



次回は、エネルギー繋がりで、太陽光発電に関わる『電気代』について詳しくお伝えできればと思っています。

併せて、ainoa.lifeくらはし建築の家に暮らしていると、実際にどれくらい電気代が掛かっているの?かもご紹介できればと思っています。
それでは、お付き合いいただきありがとうございました。また~



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