Yチェアの歴史とメンテナンス方法

こんにちは‼

ainia.lifeくらはし建築　倉橋彩子です。

台風10号がいよいよ明日明後日が本格的に東海地方に接近予報なので、

現在工事中の現場も大工さんと一緒に台風養生をしました。

皆様も前もって、万が一の時に備え準備を始めてください。

昨日も１件、他社様でご購入されたコンテナハウスの雨漏りでお客様からご連絡があって

急いで駆けつけました。屋根に上り雨漏り箇所を探して…。

地域の家守りとして、準備態勢は整えております。お困りごとがございましたら、ご連絡ください。

 

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先日、完成見学会などでお世話になっております、

安城市にあるインテリアショップsoup.さんにて

CARL HANSEN＆SONのスタッフさんによるお話とYチェアのメンテナンス方法の実演があり、

参加させていただきました。

まずは、デンマークという国の暮らし方や考え方などのお話がありました。

デンマークは国民の幸福度がとても高い国だそうです。

税金は高いけれどその分社会保障がとても手厚く、医療費も無料、教育費も大学まで無料だそうです。

わが家もまさに長男が大学に通っていて、周囲の保護者の方から学費の高さに驚いている‼

という会話によくなります。羨ましいです…。

そして、幸福の考え方も物欲の幸せや他人との比較などではなく、内面からの心の豊かさを大切にしているということでした。

デンマークの方が大切にしていることの一つにヒュッゲという言葉があるそうです。

それは、時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉で、日本語に例えるとちょうどいい言葉が難しいですが、

ほっとくつろげる心地いい空間やそれに伴う幸福感や充実感と言えると思います。

 

デンマークの冬は暗い時間が長いので、自然とともに生きながら、

シンプルに今あるものを大切する。暮らし中に質の良いデザインを持つ。

一度買ったものは大切に自分の子供に引き継ぎ、また孫まで引き継いでいく。

という文化があるそうです。自分がいかに暮らしを楽しむか。どのように大切にするかを

考えるからこそ、幸福度が高い国になっているのかな。と思いました。

 

次にCARL HANSEN＆SONの会社の歴史をお話しいただきました。

会社の名前はもちろん知っていましたが、その会社の歴史を知る機会はなかったので、

とても新鮮で歴史を知ることで今まで以上に大好きになりました。

家具職人であったカール・ハンセンが自身の工房を1908年デンマークで開設したことから始まったそうで、

そこから、家族代々で色々な大変な状況も乗り越えて今に至っているそうです。

Yチェアのデザインを手がけたハンス・J・ウェグナーとは、彼がまだ無名な時から

今日までずっと信頼関係が続いていて、ウェグナーデザインを最も数多く生産する家具メーカーとして製品を作り続けているそうです。

一つ一つの工程に真摯に向き合って仕事をしていくからこそ永く愛される会社になっていったのだと思いました。

 

Yチェアの歴史や作っていく工程についても話がありました。

Yチェアは14のパーツからできていて、100以上の工程からできており、

座面のペーパーコードは、熟練の職人さんが1時間かけて作成しているそうです。

 

その後、Yチェアのお手入れ方法を実演いただきました。

こんなに水で流して洗えるんだ‼と驚きました。ずっと大切に使い続けていく国民性だからこそ、

お手入れ性にも優れていて、お手入れすることのよってより愛着も沸いて、

そのお手入れするのを見ていた息子や孫までもが大切に扱っていくのかなと思いました。

 

わが家にもYチェアがありますが、Yチェアの背景を知って、見方が変わりました。

今回、とても素敵な講座に参加できて勉強になり、デンマークの方々の考え方が弊社の想う家づくりに通じるところがたくさんあって、とても共感できました。

内面の幸福感を大切に、暮らしのお手伝いができるような

ほっとできる心地いい空間がある家づくりをしていきたいな。と改めて考えるきっかけとなりました。

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8月に開催しましたの完成見学会にもYチェアをご準備いただきました。

家具があると暮らし方がよりリアルに想像でき、雰囲気がでます。

家具も家づくりの一つとして、ご提案もさせていただいておりますので、

お悩みの方は、家具についてもぜひ一緒にお話ししましょう♪

弊社は職人さんにこだわっていますが、家具も一つ一つ職人さんのこだわりがあります。

そんな作り手の想いを感じながら、家具を選ぶのもきっと楽しいと思います(^▽^)