ご存じですか?【ウッドショック】
こんにちは、倉橋です。
今回はお家づくりをご検討されている皆さまに、今後必ずあちこちで耳にするであろう【ウッドショック】について簡単にご紹介できればと思います。
長引くコロナの影響で、アメリカでは在宅ワークが増え、住宅の金融緩和の後押しもあり、戸建住宅を求める人が著しく増えています。
弊社のお客様も、最近では「音が漏れない個室」や「テレワーク用のデスク」をご希望の方も多く、家での過ごし方が変化しているのを実感しています。
そう言った変化が世界的におきているとイメージしてみて下さい。
世界的な木材不足の原因はこんなところから起こっているのです。
では、日本ではどれくらいの木材を輸入に頼っていると思いますか?
国土の約7割が森林の日本ですが、
約6割を海外からの輸入木材に頼っているのが現状です。
そのため、木材不足や海上輸送運賃の上昇で、日本でも木材価格の高騰が進んでいます。
(輸送に必要な大型コンテナ船の確保も難しいほど、世界的に需要が上がっています。)
なんとアメリカでは1年で木材の取引価格が約4倍に上がっているそうです!
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輸入木材の不足が深刻化するなか、林野庁では国内材の工場はフル稼働で生産体制を強化しています。
輸入の木材に変わる国産材での柱、梁など新しい取り組みを行っています。
今まで林業が衰退していましたが、ここへ来て林業が活気ついています。
これまでは、国産材は値段が安く若い後継者不足が深刻でした。
でも日本の風土に合った木材は国産材が良いと考えています。
少し大きな心で、日本の林業の転機となる良い機会だと思って頂けると幸いです。
しかしながら、木材の値段は上がっています。
2020年10月と2021年4月を比べるとSPF材2×4材では62%、国産のスギ乾燥材も上昇率が46%の上昇となっているようです。
今回のウッドショックはなかなか短期間で解消はしない予測です。
今年度中は続きそうな気がしています。
今後、木材が安定供給できるようになったとしても、金額面ではなかなか元の額まで大きく下がることはないと思います。
どんな商品でも、一度値上げをすると、なかなか元には戻らない…これと木材も同じです。
今回は少し不安になってしまう内容だったかもしれません。
弊社でお家づくりを進めたいなと思っていただいているお客様には、
こういった情報は事前にご案内させて頂いています。
後から、こんなにコストが上がってびっくり!とならないように、
今後も動向の変化をチェックしつつ、その都度ご案内をさせて頂きながら、
“品質は変化させないこと”を徹底して、弊社もベストを尽くして参ります。
住宅を建てるのにいろいろと考えてしまいますが、建てたいと思った時に建てるのがやはり一番ではないでしょうか?
現時点での ainoa.life くらはし建築では、材料発注も不足なく、また在庫もありますのでご安心ください。
今月のイベントでも、こういったお話も大歓迎ですので、ぜひご来場をお待ちしています。
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