設計段階で考えたい、窓まわりのこと

― ジャパンディの住まいに合う、プレーンシェード ―

家づくりの中で、つい後回しになりがちな「窓まわり」。
でも実は、住まいの印象や心地よさを大きく左右する大切な要素のひとつです。

今回ご紹介するのは、ジャパンディテイストの落ち着いた大人の邸宅。
大谷石とウッドワンの無垢キッチンが美しく調和する、静けさと温かみを併せ持つ空間です。

吹き抜けから光が降り注ぐ開放的なリビングと、外の視線を遮るウッドフェンス。岡崎市の注文住宅施工事例。
シェードを上げた状態。カーテンの存在感を隠し、庭の植栽が主役になる設計です。

ジャパンディ×自然素材が調和するLDK

LDKは吹き抜けのある開放的な空間。
南側には高さを抑えた大きな掃き出し窓とフィックス窓を設けています。

敷地条件上、外の景色を積極的に取り込むのではなく、
お庭には高めのフェンスを設け、
「内側から楽しむ植栽」を主役にしたプランとしました。

木の温もりを感じる無垢の床と、窓周りのデザインが調和した上質なインテリアコーディネート。
シェードをすべて下げた状態。リネン素材ならではの柔らかな透け感が、空間に落ち着きをもたらします。

カーテンを主張させない、という選択

お施主様からのご要望は、
・カーテンの存在感をできるだけ抑えたい
・素材のやわらかさは感じたい
・日中は光を取り入れつつ、落ち着いて過ごしたい

そこで採用したのが、
リネン素材のレース生地を使ったプレーンシェード。

夜はシャッターを閉めて過ごされるため、
あえてレースのみのシングルスタイルに。

厚手のカーテンを設けないことで、
LDK全体がすっきりとした印象になりました。

 北欧デザインのペンダントライトと、レースのカーテン越しに広がる柔らかな自然光。心地よいダイニング空間。
日差しが気になる時間帯は途中まで下げ、やわらかな光を取り込みます。

設計側でこだわった「納まり」

今回のポイントは、シェードを上げた際の見え方です。

生地のたたみ代が美しく収まるよう、
カーテンボックスの寸法を設計段階から調整。

高さのあるシェードでしたが、
上げた際もすっきりと納まるよう
細部まで打ち合わせを重ねました。

今回の窓まわりは、いつもお世話になっている
インテリアショップ soup. さんと設計段階から連携し、
素材選びから納まりまで丁寧に検討しています。

窓まわりは後からでも取り付けは可能ですが
設計段階で考えておくことで、
仕上がりの美しさが大きく変わります。

間接照明に照らされた上質な質感のシェードカーテンと、四季を感じる坪庭の眺め。
シェードを上げた際のたたみ代がカーテンボックスにきれいに収まるよう設計しています。

窓まわりも「暮らし方」から考える

窓装飾は、
「どんな商品を選ぶか」よりも、
「どんなふうに過ごしたいか」から考えることがとても大切です。

・夜は外付けブラインドやシャッターを使うのか
・外の景色を見せたいのか、隠したいのか
・庭をどう楽しみたいのか

暮らし方が見えてくると、選ぶべき窓まわりも自然と決まっていきます。

くらはし建築では、建物本体だけでなく、
インテリアとのバランスまで含めた
トータルでの設計を大切にしています。

これから家づくりを考えられる方は、
ぜひ設計の早い段階から、
窓まわりについても一緒に考えてみてください。


窓まわりは、いつ頃から考えればいいですか?

窓まわりは、できれば設計段階から検討するのがおすすめです。
カーテンボックスの寸法や窓の高さとのバランスは、後からでは調整が難しい部分もあります。
早めに方向性を決めておくことで、仕上がりの美しさや暮らしやすさが大きく変わります。

著者情報
くらはし建築 広報担当 鍋田の画像

くらはし建築(有限会社倉橋建築)   
広報 鍋田菜々子


「どうして私の家はこんなに寒いの…?」
自宅である築25年の某ハウスメーカーの家と、
職場の超・高性能な家とのギャップを毎日痛感中😂

「いちばんリアルな実感」をもとに、
後悔しない家づくりのヒントを分かりやすく発信しています。

【好きなこと】
没頭できる「編み物」&なぜか惹かれる「ミャクミャク」
最近「毛ガニの足をむく」技を習得しました