毎日の暮らしをちょっとラクにする家事ラクの４つのポイント

「家事の時間、もっと減らせたらいいのに…」
「子どもが寝てるあいだに洗濯して、ごはんの準備して…もう時間が足りない！」

そんなふうに、家事に追われる毎日を送っていませんか？
特に小さなお子さんがいるご家庭や共働き夫婦にとって、「家事のしやすさ」は家づくりの大事なキーワードですよね。

岡崎市の工務店・くらはし建築では、家事ラクや収納計画にこだわった家づくりを行っています。
今回は、日々の負担をグッと軽くする「家事ラクのコツ4選」を、現場の視点からご紹介します。
今の暮らしにちょっとした“ゆとり”が生まれるヒントになればうれしいです。

ポイント１：洗濯動線は「洗う・干す・しまう」を１カ所で！

毎日の家事の中でも、意外と重労働なのが洗濯。
洗う→ 干す→ 取り込む → 畳む → しまう……この工程、ぜんぶ別の場所でやっていませんか？

洗濯がラクになる家では、「洗濯機の近くに干せる場所がある」「その場で畳んで収納できる」ように、洗濯動線をギュッとまとめています。また基本はハンガーのままかけて収納することで「畳む」ものを最小限にすればもっと家事ラクです階段を上り下りしたり、濡れた洗濯物を持って家中を歩き回るストレスから解放されます。

洗濯動線が最短になり、移動ゼロで洗濯が完結！しかもいつ干してもスッキリ乾くので共働きで夜に洗濯するご家庭にもぴったりです。

ポイント２：炊事動線は「家族の動き」と「しまう場所」に注目

料理中に、
「ごはんよそうのに、毎回キッチンをぐるっと回ってる…」
「子どもと動線がかぶってぶつかりそうになる…」
そんな小さな“モヤモヤ”、積み重なると意外とストレスですよね。

炊事動線を考えるうえで大切なのは、「物の定位置」と「家族の動き方」。

たとえば、キッチンとダイニングを横並びにすると、配膳や片づけがスムーズになります。
お皿を持って何度も行き来する手間がなくなるので、動線が短くなり、面倒な準備や片付けの負担がぐっと減ります。
小さなお子さんがいるご家庭でも、手伝いやすく、家族みんなで食事の準備や片付けがしやすいのも嬉しいポイントです。

さらに、調理中によく使う道具や調味料は、コンロやシンクの近くに収納スペースを設けて「使う場所にしまう」のが基本。“見た目重視”でおしゃれな収納を目指すより、毎日の動きを想像しながら、必要なものがすぐ取り出せる配置にすることが、炊事をラクにするコツです。

 

また小さなお子さんがいるご家庭や何人かでお料理するなら、「通路幅を広めにとる」のが安心。
将来を見据えた動線設計が、毎日のプチストレスを減らしてくれます。

ポイント３：掃除の手間を減らすには「ラクに片づく家」

家をきれいに保つには、“こまめな掃除”が大事だと分かっていても、
忙しい日々の中ではなかなか手が回らないこともありますよね。

「掃除のしやすさ＝掃除しやすい素材や、埃がたまらない構造」が重要だと考えています。

たとえば、

• 汚れがつきにくいフロア材やキッチンパネルを選ぶ

• ロボット掃除機が通れるフラットな床構成にする

• 凹凸の少ないシンプルな造作を選ぶ

• 空気の流れをコントロールする

こうした工夫で、汚れにくく、お掃除しやすい家になり「掃除しなきゃ…」という気持ちに追われにくい、ゆとりある暮らしが実現します。

ポイント４：適材適所の収納で「出しっぱなし防止

「子どものおもちゃが片づかない」
「ダイニングテーブルの上がすぐモノでいっぱいになる」

そんなお悩みも、「収納の場所」と「使い方」を見直すことで解決できるかもしれません。

どこでもいいから大容量の収納をつくればOK！というわけではなく、ポイントは、「よく使う場所に、よく使うモノの収納をつくる」こと。
たとえば、玄関に宅配グッズや上着を置ける収納、リビング近くに家族共有の文房具や日用品の棚を設けるなどです。

必要な場所に収納があるだけで、出しっぱなしが減り、部屋もすっきり見えます。
だれかひとりが頑張るのではなく、家族全員が無理なくスムーズに片づけられる収納こそが、家事ラクのいちばんの近道です。

 

まとめ：家事ラクな家づくりは“未来の自分”へのプレゼント

家は、建てておわりではなく、建ててから永く暮らす場所です。
だからこそ、家事をがんばる“今”の自分だけでなく、これから続く“暮らし”にも目を向けて家づくりをするのが成功の秘訣です。

「もっとラクに暮らしたい」
「家族との時間を大切にしたい」
そんな思いに寄り添った家づくりを、くらはし建築でもご提案しています。

毎日の家事がちょっとラクになるだけで、心にもゆとりが生まれますよ。