なぜ、あの家は時間に追われない?岡崎市の共働き夫婦が平屋で手に入れた「心も時間もゆとりのある暮らし」のヒミツ

散らかった部屋で頭を抱える女性と、整った快適な家でリラックスする女性の対比イラスト

こんにちは😊岡崎市の工務店、くらはし建築の鍋田です。

岡崎市も夏休み真っ盛りですね!
我が家も、1年生の娘が学童(児童育成センター)にお世話になるので、お弁当作りがスタートしました🍙

普段は給食のありがたみを噛みしめているのですが、初めての夏休みで朝のタスクが3倍増し…!
「どのおかずなら食べてくれるかな?」「夏だから傷まないように…」なんて考えながら、お弁当と格闘する毎日です(笑)

くらはし建築のスタッフが娘のために作ったシナモロールのキャラクター弁当
夏休みの強敵、お弁当作り。慣れないキャラ弁に奮闘する朝は、まさに時間との戦いです(笑)

朝、嵐のように子どもを送り届け、仕事から帰ってきたら、息つく間もなく夕飯の準備と家事の山…。気づけば一日が終わっていて、「あれ、今日私、なにしてたっけ?」なんていう毎日(笑)

これ、私だけじゃなくて、共働き子育て世代の「夏休みあるある」ですよね😭

まさに今、「時間に追われる…!」をリアルに体感している私がお届けするのテーマ。きっと、共感していただけることがたくさんあるんじゃないかなと思います✨

「頑張っているのに、なぜか時間に追われる…」
その原因、家にありませんか?

仕事と家事、子育ての両立って、本当に時間との戦いですよね。毎日全力で頑張っているはずなのに、「なぜかいつも時間に追われてしまう…」そんな風に感じている共働きご夫婦は、決して少なくありません。実はそのモヤモヤ、あなたの頑張りが足りないからではないんです。もしかしたら、毎日を過ごす「家」そのものに、時間を奪ってしまう原因が隠れているのかもしれません。そんな家と時間の知られざる関係について、一緒に考えていきたいと思います。

赤ちゃんを抱っこしながら、料理、電話、パソコン作業を同時にこなす、時間に追われる共働きの女性のイラスト

動線の良い平屋にしたのに…「名もなき家事」に追われる共働きのリアル

その原因の一つが、日々の暮らしの中に潜む「名もなき家事」です。

「脱ぎっぱなしの服を拾って洗濯カゴに入れる」「濡れた洗面台を拭く」「出しっぱなしの郵便物を片付ける」…一つひとつは些細な作業ですが、2017年に大和ハウス工業が行った調査によると、妻が担う家事の約46%が、こうした名もなき家事だったというデータもあるほど。これらが毎日積み重なっているとおもうと、時間的にも精神的にも大きな負担になってしまいますよね。(出典:大和ハウス工業株式会社「共働き夫婦の「家事」に関する意識調査 第2弾」2017年)

例えば、動線の良い平屋にしたはずなのに、なぜかリビングがいつも散らかってしまう。
それは、帰宅した家族がカバンや上着を自然にしまえる「仕組み」が、動線上にないからかもしれません。結局、後から誰かが拾い集めるという「名もなき家事」が発生してしまっているのです。

こうした、小さな家事のストレスが毎日繰り返されるとしたら、それは家の作りそのものが原因かもしれません。

家づくりの“常識”が、あなたの「時間」を奪っている

そして、もう一つ見直したいのが、私たちの中に根付いている家づくりの“常識”です。

例えば「広いリビング」や「部屋の数」を優先して家づくりをかんがえること。

一見、正しい選択のように思えますが、実はそこに落とし穴があることも。なぜなら、家を「間取り(空間)」というパーツの組み合わせだけで考えてしまうと、そこで実際に営まれる「暮らし(時間)の流れ」が見過ごされがちになるからです。

どんなに素敵な空間も、日々の生活に合っていなければ、かえって無駄な動きや手間を生み出す原因になってしまいます。例えば、洗濯機からベランダや、部屋干しスペースまでが遠ければ、毎日「洗濯物を運ぶ」時間と労力がかかりますよね。

本当に大切なのは、部屋の配置図そのものよりも、家族がそこでどう動き、どう時間を過ごすかという「暮らしの流れ」をデザインすること。そう、私たちは考えています。

発想の転換。家づくりを
「間取り図」から「理想の24時間」のデザインへ

では、どうすれば時間に追われる毎日から抜け出せるのでしょうか。
そのために私たちが提案したいのが、家づくりの「発想の転換」です。

それは、家づくりを「間取り図」という地図から始めるのではなく、「理想の24時間」という目的地から考えること。つまり、空間ではなく、家族が過ごす「時間」を主役にして家をデザインしていく、というアプローチです。

少し想像してみてください。10年後、20年後、この家で家族とどんな時間を過ごしていたいですか?その答えから、あなたの家づくりはもっと自由で、もっと豊かになるはずです。

まず描くべきは、設計図より「家族が笑顔になる未来の暮らし」

後悔しない家づくりの第一歩は、設計図を眺めることではありません。
それは、**「この家で、どんな暮らしがしたいんだろう?」**と、ご家族で未来の暮らしを思い描くことから始まります。

例えば、「平日の朝は、夫とコーヒーを飲みながら少し話す時間がほしいな」「週末は、子どもと一緒にキッチンに立ってお菓子作りがしたい」「夜は、一人で静かに本を読む時間も大切にしたい」…そんな風に、理想の一日の過ごし方を自由に話し合ってみるのです。

実際に、不動産情報サイト「アットホーム」の調査でも、家づくりで後悔したことの上位に「もっと収納を考えればよかった」「コンセントの位置」など、暮らし始めてから気づく点が挙げられています。これも、具体的な生活シーンを最初にイメージできていなかったことが一因かもしれません。(出典:アットホーム株式会社【ランキング】注文住宅の失敗を徹底調査!後悔しないためのポイントを紹介)

「時間割思考」で、家が“最高の時短ツール“になる

そして、その「理想の暮らし」を実現するための設計思想が、「時間割思考」です。

これは、先ほど描いた「理想の24時間」から逆算して、それを邪魔するであろう家事やストレスの原因を、家の動線や性能の力で徹底的に取り除いていく、という考え方。言わば、家そのものを“家族のための最高の時短ツール”に育てていくようなイメージです。

例えば、「朝の身支度がスムーズにできるように、洗面と脱衣室、ファミリークローゼットを一直線に繋げる」「料理をしながら子どもの宿題が見られるように、キッチンとスタディカウンターを隣接させる」など、理想の時間の使い方に合わせて、間取りをパズルのように組み立てていきます。

「時間割思考」を取り入れれば、家は単なる箱ではなく、家族の時間を豊かに育む、頼もしいパートナーになるのです。

くらはし建築が提案する、木の温もりあふれる書斎スペース。窓から緑を眺めながら、趣味や読書の時間に没頭できる、上質で落ち着いた空間。

実践!家事時間を「半分」にする、平屋の”時間割”テクニック3選

ここまで、「時間割思考」という新しい家づくりの考え方についてお話ししてきました。

ここからは、その「時間割思考」を元に、実際に家事時間をぐっと短縮するための具体的なテクニックを3つご紹介します。
ただし、これらはあくまで、数ある解決策の中の一例です。

一番大切なのは、これらのテクニックをただマネすることではありません。
「そもそも、私や家族が毎日の暮らしで“何”に一番ストレスを感じているんだろう?」
と、ご自身の心に問いかけることです。

その答えを見つけるための「ヒント」として、ぜひ読み進めてみてください。

①「洗う→干す→しまう」が5歩で完結。洗濯に費やす時間が消える動線

多くの共働きご夫婦がストレスに感じている家事の代表格、それが「洗濯」です。
そのストレスを解消する鍵は、「洗う→干す→しまう」という一連の動きを、いかに短く設計できるかにかかっています。

例えば、くらはし建築では、洗濯物は室内干しを標準仕様としているので、脱衣室を広めにとり、そこで室内干しができるようご提案します。さらにすぐ横にファミリークローゼットを配置するご提案もご家族の暮らしに合わせてご提案しています。

これなら、洗濯機から取り出した洗濯物を、わずか数歩で干すことができ、乾いたらそのままハンガーごとクローゼットにかけるだけ。庭やベランダとの往復も、乾いた洗濯物をたたんで各部屋に運ぶ手間も、すべて無くなります。

毎日のことだからこそ、この最短の“0秒動線”で、家事の負担は驚くほど軽くなります。

知立市の注文住宅、くらはし建築の施工事例。ファミリークローゼットに隣接した脱衣所にエアコンを設置した実例。

②「ただいま!」から10秒で片付く。散らからない収納計画

「何度言っても、子どもが上着やカバンをリビングに置きっぱなしにする…」
これも、よく聞くお悩みの一つです。しかし、それはお子さんのせいではなく、**「片付けたくなる仕組み」**が家にないだけかもしれません。

そこでおすすめなのが、玄関からリビングまでの動線上に、シューズクロークや個人用のロッカーを設けること。つまり、モノの「住所」を、帰宅時の通り道に作ってあげるのです。

「ただいま!」と帰ってきたら、靴を脱ぐ流れで上着をかけ、カバンを置く。その一連の動作がわずか10秒で、しかも無意識にできるように設計されていれば、家族は自然と自分で片付けてくれるようになります。

「片付けなさい!」と叱る時間がなくなるだけで、ストレスは激減し親子の時間にもっと笑顔が増えるはずです✨

玄関から土間続きになっているウォークインタイプのファミリークローゼット。木製の棚に靴や上着が収納できる。

③「エアコンの温度設定で悩まない」性能が時間を生み出すという事実

動線や収納と同じくらい、いや、それ以上に「時間」を生み出してくれるのが、**家の「性能」**です。

例えば、この蒸し暑い夏。
「リビングは涼しいけど、2階の寝室はモワッとしていて寝苦しい…」
「お風呂上がり、せっかくサッパリしたのに脱衣所で汗が噴き出してくる…」
そんな経験はありませんか?そのたびにエアコンの設定温度を変えたり、サーキュレーターを動かしたり、うちわで扇いだり…。そんな室温のムラが、実は家族の体調を崩す原因になることも。

家の気密性や断熱性が高ければ、家中どこにいても、少ないエネルギーで一日中サラリと快適な室温が保たれます。家族は夏の寝苦しさや冬の底冷えから解放され、子どもが布団を蹴飛ばしてしまっても寝冷えの心配が減る。夜中に何度も様子を気にする、あの**「親としての名もなき時間」**が安心して眠れる時間になるのです。

家族が健やかに過ごせること。それこそが、実は一番の「時短」になるのかもしれません。優れた性能は、日々の快適さだけでなく、家族の笑顔と、かけがえのない時間を守ってくれるのです。

応用!家族の時間も、自分の時間も豊かにする「余白」の作り方

木の梁が見える開放的なリビングダイニングで、食卓を囲みながら談笑する家族の様子。

家事の時間をぐっと減らすことができたら、そこには暮らしの「余白」が生まれます。

その余白を、私たちはもっと豊かで、もっと愛おしい時間で満たしていくことができるはずです。それは、家族みんなで笑い合う時間かもしれませんし、一人で静かに自分と向き合う時間かもしれません。

ここでは、そんな「家族の時間」と「自分の時間」の両方を、もっと豊かにするための空間づくりのヒントを少しだけご紹介します。

会話が自然と生まれる。家族の時間を「2倍」にするLDKの仕掛け

生まれた時間で「家族の時間」を豊かするために、私たちが大切にしているのは、家族が自然とLDKに集まりたくなるような暮らしのデザインです。

例えば、キッチンから食卓、そしてリビングが一体となり、どこにいてもお互いの顔が見える開放的な空間。
料理をしながら「今日、学校で何があったの?」と話しかけたり、リビングでくつろぐ旦那さんと今日の出来事を共有したり。そんな何気ない会話が、家族の絆を深めていきます。

また、リビングの一角に畳スペースを設けるのも子育て世帯の方にとってもおすすめです。
子どもがそこで宿題をしたり、みんなで寝転がってテレビを見たり、時にはそのままお昼寝したり。明確な目的がなくても、なぜかそこに居場所がある。そんな空間が、家族のコミュニケーションを自然と増やしてくれます。

家族と心地よい距離感を保つ。一人の時間も満喫できる「音」の設計

家族との時間と同じくらい、私たちには「一人の時間」も必要です。
特に平屋の場合、すべての部屋がワンフロアにあるため、プライバシーや「音」への配慮がとても重要になります。

例えば、リビングで家族がテレビを見ていても、隣の書斎では集中して読書や仕事ができる。そのためには、生活音が響きにくい間取りの工夫をしたりといった「音の設計」が欠かせません。

また、廊下の窓際に小さなカウンタースペースを設ければ、そこは自分だけの特別な空間に。庭の緑を眺めながら、一人静かにお茶を飲む…。そんな豊かな時間を過ごすことができます。

家族の気配を感じられる安心感と、一人の時間に浸れる静けさ。その両方を実現することこそ、暮らしの質を高める鍵なのです。

縦型ブラインドから柔らかな光が差し込むリビングで、ソファに座り静かに読書をする女性

結論:最高の”時間割”は、見学会で「体感」できる

暮らしを豊かにするためのヒントは、今の時代、スマホ一つでたくさん見つかります。でも、本当にあなたとご家族の心を震わせる「答え」は、画面の中にはないのかもしれません。

なぜなら、心地よさや安心感は、スマホで検索するものではなく、自分の心と身体で「感じる」ものだからです。

岡崎市中村町の平屋で、あなたの「理想の24時間」をシミュレーションしませんか?

もし、あなたがこれまで「時間に追われるのは、自分の頑張りが足りないからかも…」と感じていたなら、ぜひ一度、私たちの見学会にいらしてください。

8月30日(金)・31日(土)に岡崎市中村町で開催する完成見学会は、その悩みの「答え合わせ」ができる場所です。今回のお家は、まさに共働きの30代のご夫婦が、自分たちの理想の暮らしと真剣に向き合ってこだわり抜いて生まれた平屋。そこには、家が家族の時間を豊かにしてくれる、たくさんのヒントが詰まっています。

「これなら、私の毎日も変わりそう!」そんな希望を、ぜひ体感しに来てください。

岡崎市中村町の平屋完成見学会。黒いガルバリウムと木の質感が特徴のモダンな注文住宅。

【8月30日㊏31日㊐開催】平屋の完成見学会
場所:岡崎市中村町
時間:両日とも①9:30②11:00③13:30④15:00

 ※完全予約制

参考・出典
大和ハウス工業株式会社「共働き夫婦の「家事」に関する意識調査 第2弾」(2017年)
アットホーム株式会社【ランキング】注文住宅の失敗を徹底調査!後悔しないためのポイントを紹介

著者情報
くらはし建築 広報担当 鍋田の画像

くらはし建築(有限会社倉橋建築)   
広報 鍋田菜々子


これから注文住宅を建てたい方に向けて、後悔しない家づくりのための役立つ情報を発信しています。このブログでは、家づくりに関する素朴な疑問や、くらはし建築のこだわりを、お客さま目線で分かりやすくお伝えできればと思います。
皆さんの家づくりが、もっと楽しく、

もっと安心できるものになるようになれば嬉しいです。

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