2025年　補助金と暮らし

こんにちは　くらはし建築　倉橋彩子です。

すっかり寒かった冬も和らいで、徐々に春めいてきましたね。

去年の今頃は、２人の息子の大学入学・高校入学で慌ただしく過ごしていましたが、

今年は、仕事に専念させていただいております。

ついこの前まで、一緒に手をつないで散歩していたことが嘘のようにいい意味で生意気になったと

寂しいやら嬉しいやら複雑な親心です。

春は出会いと別れの季節ですね。今年の春も皆様に素敵な出会いがありますように…。

 

そんな私にも素敵な出会いがありました。人ではありませんが、

念願のルイスポールセンのPH２/１ポータブルをお迎えいたしました

繊細なフォルムに灯をともした時のやわらかなひかり、素敵です。

コンセプトハウスの玄関正面に置いてありますので、

ぜひ、ご興味がある方は家づくりの照明の一つとしてご参考にしていただきたいです。

 

 

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いよいよ本題です。

2024年度　補助金は終了してしまいましたが、新しく2025年度の補助金もいよいよ事業者登録が始まりました。

2024年度　子育てエコホーム支援授業では、

新築注文住宅、リフォーム、窓リフォーム、給湯器交換とくまなく申請をさせていただきました。

そして、新しく始まる『子育てグリーン住宅支援事業』本当に名前が毎年少しずつ似ていて、

ややこしい(~_~;)

 

今年と去年と大きな違いはやはり

対象世帯：すべての世帯

対象住宅：GX志向型住宅

補助額：１６０万円/戸　という枠が新設されたことですね。

 

そして、昨年までは１００万円/戸もらっていた長期優良住宅は、

対象世帯は、18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)又は夫婦いずれかが39歳以下の夫婦(若者夫婦世帯)

で変更はありませんが、

補助金額が建替え前住宅などの除却を伴う場合は、同じく100万円/戸ですが、

それ以外は80万円/戸に減額をされてしまいましたね…。

いよいよ省エネ住宅推しになってきていますね。

 

では、【GX志向型住宅ってどんな条件が必要なのでしょうか】

①断熱等性能等級６以上

②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率３５％以上

③再生可能エネルギーを含む一次消費エネルギーの削減率１００％以上

が大きな枠組になっています。

それに加えて申請時にはBELS登録機関が発行するBELS評価書の提出や

HEMSにより、住宅が使用するエネルギーの見える化及び設備・機器ができる手法を導入すること

(詳細はまだこれからの発表待ちです)などが必要になってきます。

アルファベットが並んでこれまたややこしいですよね(~_~;)

 

BELSというのは、建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度です。

建物のエネルギー消費性能を★の数で表示(★の数が多いほど省エネ性能が高い)したり、

断熱性能を家の形のマークで表示(の数が多いほど省エネ性能が高い)、

ぱっと見て、自分の家の性能がどのくらいかがわかるものです。

さらに、第三者の機関の評価の為信頼性が高く、補助金申請などに提出ができます。

省エネの評価基準の一つになります。

弊社では、2017年に初めてBELSを取得しその時のUA値が0.41

一次消費エネルギー削減率は35％でした。

 

HEMSとは何でしょうか。こちらは聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、

家庭でのエネルギー使用状況を見える化することによって、管理・節約するためのシステムで、

家電や設備を遠隔で操作が可能(家電や設備で使用できる機器は選定する必要があります)になります。

機器としては、HEMS対応の分電盤・HEMSのコントローラー・モニター(必要時)が必要になってきます。

 

2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)に向けて、性能を重要視する家づくりシフトされていきますが、大事なのは数値に惑わされすぎないようにすることです。

もちろん、最低限の数値はクリアする必要はありますが、数値だけにこだわりすぎて実際の現場の施工状況や管理方法などを忘れてはいけません。快適に過ごせる空間は、数値だけでは不可能です。

くらはし建築のこだわりはここにあります。数値はもう10年以上前からクリアできています。

それに＋アルファできる心地よさを日々追及しています。

窓の位置や自分のくつろげる空間の確保や家事ラク動線…。

これからも日々職人さんを巻き込んでチームくらはし建築で省エネ＋快適さを実現すべく家づくりをしていきます

 

窓リノベや給湯器交換、リフォームも随時受け付けております。

実家も窓リノベをやって本当に暖房の機器がよくなったと喜んでいます。

窓の大型補助金があるのは、今年が最後の年と言われています。

ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいm(__)m