どうしてオプション?【気密測定】

こんにちは。今日は【気密測定】について少し書きたいと思います。

※〈気密〉とは、家の気密性(隙間の量)を示す指標のこと。C値という値で表され、家全体にある隙間面積を延べ床面積で除した値を言います。
この数字が小さいほど気密性能が高いことを表しています。


高気密、高断熱住宅を売りにしているハウスメーカー、工務店は星の数ほどあります。

でも、高気密住宅を売りにしているなら、どうして【気密測定】がオプションなのでしょうか?
そして、気密測定のオプション金額が異常に高い値段になっているそうです。

なぜなのでしょう?こんなに気密測定のオプションが高いなら、気密測定するのをやめます。と言わせたいのかな?と思ってしまいますよね…


ainoa.lifeくらはし建築では、当たり前ですが、①気密測定 ②有害物質測定(VOC測定)新築全棟で検査を行います。


図面、パソコンで計算するUA値は計算のノウハウがあれば誰でも基準以上の家を作れます。
UA値は断熱材をどれだけ沢山入れるか。どれだけ断熱材にお金をかけるか です。
UA値はお金で買える基準と言ってもいいのです。

※UA値とは?家から逃げていこうとする熱量のことを言います。この数字が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを示します。



しかしながら、今回のテーマ「気密の良い家」をつくるためには、現場の職人の高い技術力が絶対になくては実現しないのです。
弊社の職人は「なぜ気密が重要か」「気密の必要性」を知っています。
大工以外の設備工事、電気工事などの協力業者も熟知しています。



気密測定を行うタイミングも重要です。
ainoa.lifeくらはし建築では、引き渡し1週間前に必ず実施しています。

お施主様が住む寸前。実際に住む家の数字です。
性能と品質に自信があるからこそ、タイミングにもこだわりを持って実施しています。

工事の途中でする気密測定には、はたして意味があるのでしょうか?
工事途中に気密測定をして目標数値が出たら合格?電気工事、設備工事、大工工事など、どんどん穴を開けていきます。

この様な流れで施工が進んだ場合、お施主様が住む頃には、既に工事中に測定した数値とは違う家になってしまうかもしれません。


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また、高気密を売りにして、隙間が少ない家を提供しているのに、「家の中の空気の状態」を検査しなくて大丈夫ですか?
24時間換気でしっかり換気してるので大丈夫?
機械なので故障せずちゃんと稼働していますか?シックハウスは大丈夫ですか?

高気密・高性能先進国のヨーロッパ基準にはまだまだ遅れをとっていますが、日本でも国が定める省エネ基準やシックハウスに関わる室内濃度指針値等があります。




ainoa.lifeくらはし建築では、第3者の機関に気密測定をお願いしています。
上記のような冊子(測定結果)を皆様にお渡ししています。


▶詳しくはココテクでも紹介中


以前の検査の時に、気密測定士の方に気密測定忙しいですかと僕が聞きました。
気密測定士さんは、「最近では家を建てたお施主様からの依頼が凄く増えていて忙しいですよ」とのことでした。
なぜかと聞き返すと、「高気密、高断熱の家で家中が暖かいと言われて買ったのに、住んでみたら寒い」とのこと。

もしかして大きな穴が開いているのでは?と心配になり問い合わせたという方が多いようです。
でも、完成してから検査して隙間などの不備が分かったとしても、必ずしも直せるとは限りません。



この写真は、つい昨日実施したばかりのデータなのですが、引き渡し前の気密測定のデータになります。
C値=0.05でした!


☝目安の数値です。

総相当隙間面積もとても重要で7㎠でした。家中の隙間をたして2.3cm×3cm位(一般的な消しゴム1個分よりも小さいサイズ)の隙間という数値になります。

本当に隙間がありません。



住んでから後悔して欲しくないので、ぜひ気密測定・空気の有害物質測定を実施している会社で建てることをお勧めします。

実測値・気密についても気軽に相談して下さい。

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