【知らないと損】カビ掃除がラクになった!天井のないお風呂ポイント3選

「天井のないお風呂」で建てた
オーナー様の声
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- 1. 天井のないお風呂のポイント3選
- 1.1. メリット❶ カビが生えにくくて掃除がラク
- 1.2. メリット❶ カビが生えにくくて掃除がラク
- 1.2.1. 天井のないお風呂が、カビ発生を防ぐ
- 1.2.2. 脱衣側に湿気⁉脱衣にカビ生えるんじゃ…⁉
- 1.3. メリット❷ 真冬のお風呂が寒くない
- 1.4. メリット❷ 真冬のお風呂が寒くない
- 1.4.1. 日本人は風呂場を暖かくできない
- 1.4.2. 普段は何℃の生活をしていますか?
- 1.4.3. 最低でも18℃、推奨21℃以上が世界の温度基準
- 1.4.4. 天井のないお風呂は23℃が標準温度
- 1.5. デメリット❸ 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
- 1.6. デメリット❸
必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点 - 2. まとめ
- 2.1.1. 天井のないお風呂の暮らしが気になった方は…
天井のないお風呂のポイント3選
実際に天井のないお風呂で生活しているオーナー様からも、「次建てるとしても、また絶対お風呂の天井はなしがいいです」なんて声をいただきます。
早速、天井のないお風呂のポイントを順番に詳しく説明していきます。
- カビが生えにくくて掃除がラク
- 真冬のお風呂が寒くない
- 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
お風呂の悩み「寒い」「掃除が大変」を解決してくれる2つのメリットと、注意したい1つのデメリットをお伝えします。

でもその前に、そもそも天井のないお風呂ってどういうこと⁉と思われているみなさんに、簡単に天井のないお風呂についてご紹介します。
画像のお風呂が、一般的なシステムバスです。

こちらのお風呂を使い、ここからさらに天井のないお風呂に進化したものがコチラ↓

天井が変わりました。これが“天井のないお風呂”です。
ユニットバスに通常セットになっているツルツルした素材の天井を使わず、自社オリジナルの天井仕様にします。
ユニットバスの天井を使わないので“天井のない”お風呂として呼んでいます。
間取りや構造などによっては板張りの天井を貼ることもあれば、上部が吹き抜けなど開放的な空間の場合は、全く天井を貼らないで屋根までお風呂にすることも可能です。


では改めて、この天井のないお風呂にすることで、一体どんなメリットがあるのか詳しくご紹介していきます。
メリット❶ カビが生えにくくて掃除がラク
メリット❶ カビが生えにくくて掃除がラク
- カビが生えにくくて掃除がラク
- 真冬のお風呂が寒くない
- 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
お風呂掃除といえば、嫌いな家事の常連。働くお母さん551人へのアンケートでも、浴室掃除は堂々の(?)1位です。

551人にアンケート調査|株式会社ビズヒッツ
天井のないお風呂が、カビ発生を防ぐ
そもそも、なぜ風呂場はカビが発生しやすいのでしょうか。
カビの発生条件
湿気・カビ対策 総まとめ 発生原因から予防・除去方法まで徹底解説!|エステー株式会社
- 温度 最適温度は25℃。5~35℃前後でも生育します。
- 湿度 一般的なカビは湿度80%以上が必須条件。乾燥状態を好む一部のカビでも65%は必要です。
- 栄養 たんぱく質や炭水化物、油脂などの有機物が栄養になります。主に皮脂汚れやほこり、たべこぼしなど。
3つの原因が交差しカビ発生条件となりますが、お風呂場の一番の理由は“湿気”ですね。
では天井のないお風呂をもう一度、見てみましょう。

天井のないお風呂の全体はこのような仕上げになっていて、扉の上が空いているのが標準です。
(※開ける場所は、間取りや構造によって様々ですが、うっかり風呂場の中が覗けてしまう場所には開けないのでご安心してください。)
この開口部がカビ対策のポイントです。
開口部からお風呂の水蒸気を逃がすことで、
お風呂場の中に湿気が溜まりにくい
カビの原因である“湿気”が、自然とお風呂から流れ出ていく仕組みを作っています。
脱衣側に湿気⁉脱衣にカビ生えるんじゃ…⁉
お風呂場で水蒸気を逃がすと、今度は脱衣場がすごく湿気っぽくなるのでは・・・?と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
実は水蒸気は、湿度の高い方から低い方へ移動するという性質をもっているのはご存じでしょうか。
そのため、風呂場の水蒸気がいったん隣の脱衣場に流れても、他の居室が脱衣場より湿度が低ければ、水蒸気は移動していきます。

一般的な住宅の場合、扉を閉めて仕切ってしまうと、この水蒸気移動がスムーズにいかず脱衣場がすごく湿気っぽい状態になりやすいのですが、
家中の空気の流れを取り入れて設計していく天井のないお風呂では、水蒸気の移動もスムーズです。
入浴直後など、湿気っぽくなるタイミングもありますが、時間を追って湿気がなじんでいくイメージです。
冬はお風呂の湿気を加湿として活用もできる効果もあります。
天井のないお風呂にするだけで、脱衣場も風呂場も勝手に調湿。毎日快適に過ごせます。
メリット❷ 真冬のお風呂が寒くない
メリット❷ 真冬のお風呂が寒くない
- カビが生えにくくて掃除がラク
- 真冬のお風呂が寒くない
- 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
日本人は風呂場を暖かくできない
冬の寒いお風呂。多くの人が冬のお風呂が寒くて困っています。でもみんな、その解決策を知っています。
- 浴室暖房機を使う
- 脱衣場に暖房器具を持ってきて使う
特別難しいことではありません。でも、解決策が分かっていても、寒い寒いといいながら真冬にお風呂に入るのです。
なぜか…。
『面倒くさい』『もったいない』
ただ、暖房を準備すればいいんですが、その手間が面倒くさいんですよね。
1.お風呂を入る前に寒い脱衣場に行って、
2.スイッチを押して
3.部屋が温かくなるのを待って
4.お風呂に入る
これが冬の間毎日となると、面倒くさい。
浴室暖房がついていれば手間はないけど、今度は暖房代がなんだかもったいない。

昔から寒い生活で当たり前に過ごしている日本人にとって、寒さを我慢することは難しいことではありません。
私たちは暖房をつけるか・つけないかの選択肢があると、【暖房をつけないで我慢する】を選ぶ国民性なのです。
普段は何℃の生活をしていますか?

先ほど、昔から寒い生活で当たり前に過ごしている日本人とお伝えしましたが、日本のリビングの平均室温は16.7℃。脱衣室では平均12.8℃との調査もあります。
では室温は何℃あれば寒くないと考えるのでしょうか。
最低でも18℃、推奨21℃以上が世界の温度基準
ここではWHO(世界保健機関)の水準を参考にしていきます。

最近は室温18℃以上、と耳にする機会もあります。実は18℃というのは暖かさの目安ではなく、健康被害が及ばないための最低温度だとWHOは提唱しています。
最低温度ではなく室内推奨温度としては21℃以上と言われています。
先ほどの日本の平均室温を世界の基準に当てはめてみると…

積極的に冷暖房を使用しているだろうリビングでさえ、健康被害を及ばす温度を下回っています。
脱衣場に関しては、基準の一つである16℃未満を大きく下回り…、ヒートショックが世界的に圧倒的に多いのも納得ではないでしょうか。
天井のないお風呂は23℃が標準温度
何もしなくても、脱衣場も風呂場も勝手に23℃になっている。これが天井のないお風呂の標準設計です。
お風呂は服を脱いで過ごす場所なので服を脱いでも世界基準の21℃を保てるように、あえて23℃にしています。

特別に暖かくするのではなく、家中23℃が当たり前の生活です。
「お風呂のために23℃なんてもったいない」と、ついつい寒い生活をしないために、初めから23℃で過ごしてもらうことが前提の家づくりです。
そのために断熱性能や気密性能にこだり、すべてのオーナー様宅で、真冬でも寒くないお風呂を実現しています。

「天井のないお風呂」のおかげで何もしなくても、脱衣場も風呂場も勝手に23℃。毎日ノーストレスでお風呂時間を過ごせます。
デメリット❸ 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
デメリット❸
必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点
- カビが生えにくくて掃除がラク
- 真冬のお風呂が寒くない
- 必ず知ってほしい天井のないお風呂の注意点

天井のないお風呂、メリットは分かりましたがデメリットはないんですか?

デメリットというより、注意点があります。
天井のないお風呂はただ、ただお風呂の天井をなしにするだけでは作れません。
天井のないお風呂に魅力を感じてもらい、もしわが家にも採用したい!と思ったとしても、十分気を付けてください。
というのも、この天井のないお風呂を快適にお使いいただくためには大切なポイントがあります。
お風呂以外にも換気や断熱性気密性を総合的に設計して、初めて快適空間を実現できる
一般的な家で、天井のお風呂をなしにしただけでは、快適なお風呂になる保証はできないのでご了承ください。

ainoa.life ではオーナー様により快適に住んでもらうための暮らし方のレクチャーまで行う家づくりです。
難しい暮らし方は何もありませんが、永く快適に住むために、1棟1棟ご説明しています。
まとめ
天井のないお風呂、いかがでしたでしょうか。
最後に以下の図をご覧ください。浴室への不満上位15項目をまとめたものです。

この15項目のうち、天井のないお風呂にすると7項目も不満を解決することができます。
しかも、上位にある多くの人が不満になりやすい『寒い』『カビ』を解消し、不満の少ないお風呂環境づくりに役立ちます。
天井のないお風呂の暮らしが気になった方は…
天井のないお風呂、みなさんどうでしたでしょうか。
びっくりされた方も、ちょっと気になるな~って方もおみえでしょうか。
よくある気になるポイント
- 脱衣やお風呂まで23℃にして、電気代は大丈夫なの…⁉
- お風呂の天井に木を使っていて、本当にカビないの⁉
天井のないお風呂を実際に見てみたい方は、愛知県岡崎市にあるainoa life くらはし建築のコンセプトハウスにて、ご覧いただくことが可能です。
実際に暮らしている家の、23℃で過ごしているリアルな電気代などもお伝えできます。

展示用ではなく、いつも使っているお風呂なので、汚れ具合や実際の使い勝手がチェックできます。
ちょっと恥ずかしいですが笑、気になる部分をしっかり見てみてくださいね!
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